サセックス大学|University of Sussex|イギリス

基本情報

サセックス大学(University of Sussex)は、1961年に設立された比較的新しい大学でありながら、国際関係学や開発学、政治学、環境学、メディア学といった分野で世界的に高い評価を受けています。特に「開発学(Development Studies)」はQS世界大学ランキングで9年連続世界1位に選ばれており、世界中からその分野を学びたい学生が集まってきます。

所在地(国・都市)

イギリス・ブライトン

正式な住所:University of Sussex, Sussex House, Falmer, Brighton, BN1 9RH, United Kingdom

大学の特徴

①開発学で世界トップ

②国際性の高さ

③美しいキャンパス環境

開発学 9年連続世界トップ (QS世界大学ランキング)

サセックス大学は、開発学(Development Studies)の分野で世界的に高い評価を受けており、QS世界大学ランキング(開発学分野)において2016年から2024年まで9年連続で世界第1位、さらに2025年版でも第1位を維持しています。この圧倒的な実績の背景には、1966年に世界で初めて開発学に特化した研究・教育機関として設立された「Institute of Development Studies(IDS:開発学研究所)」の存在があります。IDSはサセックス大学と緊密に連携し、貧困削減やジェンダー平等、環境問題、持続可能な開発といったテーマにおいて、最先端の研究を行いながら政策提言や国際機関での実践にも大きな影響を与え続けています。

こうした学びの環境を求めて、世界中から学生や研究者がサセックス大学に集まっています。キャンパス内には国際協力の現場で活躍してきた教授陣や専門家が数多く在籍しており、実際のフィールドワークや現場感覚に基づいた授業を受けられるのも大きな魅力です。基本的にIDSの施設を利用できるのは大学院(修士課程)ですが、IDSで開催されるイベントは学部生でも参加可能で、早い段階から世界トップクラスの研究機関とつながりを持つことができます。

卒業後は、修士課程に進学する学生も多く、国際機関、NGO、政府機関、シンクタンク、企業のCSR部門などでキャリアを築く卒業生が世界各地で活躍しています。

留学生が全体の30%を占める国際色豊かな大学

サセックス大学は、その学生構成において非常に国際的で、多様性を体現するキャンパスとして知られています。学生数約2万人のうち、およそ3分の1(約30%)が留学生であり、100を超える国籍の学生が集まっているという豊かな国際コミュニティが形成されています。

さらに、サセックス大学は「Inclusive Sussex(インクルーシブ・サセックス)」という戦略のもと、多様性(Diversity)・包括性(Inclusion)・平等(Equality)・帰属意識(Belonging)・アクセシビリティ(Accessibility)をキャンパス文化の中心に据えた取り組みを続けています。この取り組みを支える「Equality, Diversity and Inclusion(EDI)ユニット」は、全学的な意識向上や行動変革を推進し、性別、人種、障害、LGBTQ+、宗教、介護者支援など、さまざまな支援ネットワークと連携しています。

こうした大学の価値観は、留学生支援にも反映されています。サセックス大学では、以下のようなサポート体制が整っています :

  • 入学前後の移住・生活支援:到着後のビザ登録や銀行口座、住宅契約、UKでの生活になじむためのアドバイスや友人づくりの活動などを、オリエンテーションなどを通してサポート。
  • メンタルヘルス・学習支援:学習スキルや英語力向上のためのワークショップや個別指導が常時提供されるほか、相談窓口も充実。
  • キャリア支援・参加促進制度:課外活動やボランティアへの参加を「Spirit of Sussex Award」で評価し、在学中からキャリア形成につなげられる仕組みを提供。


国立公園の中に位置する自然豊かなキャンパス

サセックス大学のキャンパスは、イギリス南部のブライトン郊外に位置し、国立公園の中という自然豊かな環境の中で学ぶことができます。大学のあるブライトンは、人気のリゾート地でフットボールが盛んな活気ある街で、カフェやレストラン、ショップ、マーケットなども多く、学業の合間に気軽にリフレッシュできます。また、留学生も多く、多文化で安全な街として知られているため、初めての海外生活でも安心です。

キャンパス内には、スーパーマーケットや病院、郵便局など日常生活に必要な施設が整っており、自然に囲まれながらも生活に不便を感じることはありません。さらに、キャンパス内を巡回するバスや、ブライトン市内からの公共交通機関も整備されており、通学や街へのアクセスも便利です。自然豊かなキャンパスと、街の活気や生活利便性の両方を享受できる環境は、学業と生活の両立に最適です。

主な学部・専攻分野

学士号・学部一覧

サセックス大学には、社会科学、人文学、科学系、ビジネスの4つの学部があり、多彩な学科が用意されています。

▶︎社会科学系 (Faculty of Social Science):開発学、国際関係、経済学、政治学、社会学など

▶︎人文学系 (Faculty of Arts and Humanities):メディア・コミュニケーション、歴史、言語・文学など

▶︎科学系 (Faculty of Science, Technology and Engineering):心理学、神経科学、環境学、ライフサイエンス、物理学、天文学など

▶︎ビジネススクール (Sussex Business School):経営学、マーケティング、ファイナンス、会計学など

留学生向け準備コース

  • International Foundation Year(ファウンデーションコース)
    大学進学に必要な英語力と学術スキルを身につけるコース。各分野(ビジネス、社会科学、エンジニアリング、科学系など)に対応し、修了後は学部1年次に進学可能。
  • International Year One (インターナショナル・イヤー・ワン)
    大学1年次相当の内容で、専門科目も学習。所定の成績で学部2年次に進級できます。

ファンデーションコース (コース例)

▶︎ビジネス、マネジメント、経済学 (Business, Accounting and Economics)

▶︎コンピュータサイエンス (Conputer Science)

▶︎エンジニア、数学、物理 (Engineering, Math and Physics)

▶︎映像とメディア (Film and Media)

▶︎ファイナンスとテクノロジー (Finance and Technology)

▶︎ライフサイエンス (Life Science)

▶︎薬学 (Medicine)

▶︎プロダクトデザイン (Product Design)

▶︎心理学 (Psychology)

▶︎社会科学と法学 (Social Sciences and Law)

▶︎社会学と数学 (Social Sciences with Maths)

インターナショナル・イヤー・ワン (コース例)

▶︎ビジネスマネジメント (Business and Management)

▶︎コンピューティング (Computer Science)

▶︎エンジニアリング(工学)(Egineering)

▶︎映像・メディア (Film and Media)

▶︎ファイナンス・会計学 (Finance and Accounting)

▶︎ファンナンス・テクノロジー (Finance and Technology)

▶︎国際関係・国際開発 (International Relations and International Development)

必要な英語スコア

🎓 大学直接入学の条件

  • 学歴:Aレベル、IB(国際バカロレア)取得者、または専門学校・短大卒業者
  • 英語レベル:IELTS(UKVI)6.0〜6.5

🏫 ファンデーションコースの条件

  • 学歴:高校卒業以上または同等の学歴
  • 英語レベル:IELTS(UKVI)5.0(全体)/5.0(ライティング)

📘 インターナショナル・イヤー・ワンの条件

  • 学歴:高校卒業以上または同等の学歴
  • 英語レベル:IELTS(UKVI)5.5(全体)/5.0(ライティング)

学費の目安 (2025年現在の情報)

🎓 学部(Undergraduate)(留学生)

非実験系コース:年間 £22,575

実験系コース:年間 £26,250

(※留学生の学費は、毎年3%の増加が予定されています。)

🏫ファンデーションコース (International Foundation Year)

全てのコース:年間 £20,750

📘 インターナショナル・イヤー・ワン(International Year One)

ビジネス・会計学・経済学・映画・メディア・国際関係・国際開発:年間 £20,750

コンピュータサイエンス・エンジニアリング・ファイナンス・テクノロジー:年間 £21,900

(※IFY・IYOともに毎年金額が上がっています。)

滞在方法の選択肢 (2025年現在の情報)

滞在先の選択肢は大きく分けて2つあります。

  1. キャンパス内の寮
  2. 学校外のシェアハウス

キャンパス内の寮にはいくつか種類があり、主な違いは以下の通りです。

  • キャンパス中心からの距離
  • 家賃:£123.20〜£214.83
  • フラットメイトの人数:5〜12人
  • 自室にトイレ・シャワーがあるかどうか
  • 寮内の洗濯機の有無(ない場合は別途コインランドリーがあります)

電気・ガス・水道代は寮費に含まれており、Wi-Fiも完備されているため安心です。キャンパス内では学校のWi-Fiも利用可能です。

また、2025年現在、2・3年生も引き続き寮に住むことができます。

詳しくはこちら大学の公式サイトから

※IFY・IYOは限られた寮からの選択になるため、詳しくはお問い合わせください。

体験談

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